こんにちは!
りくぴいです。@rikupii_gadget
11歳になる小5男子の息子がなぜかバランスボールの上に座ってゲームしています。

彼曰く【体幹トレーニング】だそう。
ゲームやデスクワークをこよなく愛するみなさん。
どのようなチェアを使ってゲームや仕事をされていますか?
まさか、、バランスボールじゃないですよね。。
今回のレビューはゲーミングチェア界のパイオニア AKRacing Pro-X V2 。
AKRacingとは
- もともとはレーシングカートの開発・製造を起源に持ち、欧州・日本の自動車メーカーに高品質な自動車用シートを供給。2005年にチェアブランドを確立し、プロ大会でも使用されるなど、実力はゲーミングチェアカテゴリーでは世界的に有名。
AKRacing Pro-X V2はエルゴノミクス設計に基づき、快適性と高い質感を高い次元で両立させたAKRacingゲーミングチェアシリーズのハイグレードタイプ。
- 表皮は高通気性のよいPUレザーを採用
- 13cmの極厚クッション
- 身強固なメタルフレームは耐久性も抜群
- 4Dアームレストで姿勢の安定化
- 180°フルフラットリクライニング
いわゆる一番イイやつです。
一番イイやつと書きましたが、誰にとっても一番イイやつが最善とは限りません。
人それぞれ好みが違いますので、自分に合ったチェアを探すのは思った以上に大変だったりします。
ゲームや在宅でのワークでは長時間座ることが多いため、座る時間が長くなればなるほど、目の疲れ・腰痛・首のこり・頭痛などの慢性的な疲れが溜まりがち。
体幹を鍛えるのはバランスボールが最適だと思います。
しかし、長時間座るチェアは自分への投資だと思って自分に合うものをしっかりチョイスしていきましょう。
今回は、腰痛持ちチェアマニアの僕が長期にわたって使ってみたAKRacing Pro-X V2の良かった点、そして気になった点を包み隠さずレビューしていこうと思います。
メリット | デメリット |
---|---|
座り心地の良さ 広い座面でくつろげる ランバーサポートサイズ 180°リクライニング 各部の質感の高さ 友達に自慢できる | 価格が高い 小柄な人の足つき性 ネコの寝場所になり使えないことが増えた |
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自動車メーカーエンジニア(20年の経験)
保有資格
- 日商簿記検定2級
- ファイナンシャルプランナー(FP)2級
- 2級ガソリン自動車整備士
- 2級ボイラー技士
- 危険物取扱者乙種4類
- ゲーミングチェアマニア(6脚所有)
育児休業1年取得の経験あり
AKRacing Pro-X V2はどんな人に向いている?
- ゲーミングチェアにはゆったり座りたい人
- ふかふかな座面な好みな人
- 比較的身長が高めな人
- ゲーミングチェアでも熟睡したい人
AKRacingゲーミングチェア バリエーション
AKRacingのモデルバリエーションは豊富です。
主な違いは表のとおり。
ゆったり座りたい人はPro-X V2・Overture。
2モデルの違いが4Dアジャスタブルアームレスト・13cmの座面の高さということです。
4Dアジャスタブルアームレストの詳しい記事はコチラ↓↓↓
Pro-X V2 スペック
モデル | Pro-X V2 |
---|---|
色 | グレイ ホワイト オレンジ レッド ブルー |
椅子の高さ | 127~134cm |
座面幅 | 39cm |
座面奥行 | 55cm |
座面厚さ | 13cm |
座面高さの調整幅 | 32~39cm |
アームレスト高さ | 28~35cm |
背もたれ高さ | 95cm |
荷重制限 | 150kg |
正味重量 | 25kg |
総重量 | 28kg |
箱の寸法 | 88×70×41cm |
サイズ
Pro-X V2 ゲーミングチェア/AKRacing
前から見てみる

ゲーミング環境を白く統一したかったので、私はホワイトのカラーを購入しました。
ホワイトやグレイなどのライトカラーから、レッドやブルーなどのビビットな色のラインナップが迷うところ。
座面・背もたれの配色部と脚部のカラーリングが揃えられていて、統一感あるのが印象的。
コスト削減でプラスチック製のレッグフレームを採用するゲーミングチェアが多い中、Pro-X V2については金属製のレッグフレームにシート同色の白で戦闘力も高め。
足フェチの私にとってはたまりません。
素材

AKRacing Pro-X V2の表皮には高耐久PUを使用。
一般的にいう合成皮革です。
触れた感触として、ありがちなツルツル感は皆無で、しっとりとした感触を肌に残してくれるタイプ。
視覚的、触感的にも質感は高いです。
通気性は合成皮革なのでファブリック生地に比べたら劣ります。
夏場でもエアコンがほどよく効いた部屋ならば気にならないレベルと感じました。
座面

座面にはふかふかの高密度ウレタンフォーム使用。
体圧を分散させることにより疲労感の軽減が図られています。
座った瞬間はやわらかいのだけど、体重をかけていくごとに高密度なウレタンがしっかりとおしりを面だけではなく、適度に包んでくれる感じ。
私が使用した感想としては、3,4時間のゲームの連続プレイ程度ではお尻や太ももの後ろ側が痛くなるといったことはなかったです。

座面はお尻から太ももにかけて高さが上がっています。
後傾タイプのシートですね。
後傾タイプシートのメリット
- お尻、足裏に加えて太ももで体重をささえるため疲労軽減につながる
PC作業や動画視聴、クラフト系のゲームをまったりプレイする際は疲れがでにくい反面、FPSゲームでは前傾姿勢プレイヤーも多いので、使用環境などによって考えてみてください。
ランバーサポート

AKRacing Pro-X V2のランバーサポートの大きさは大きめでやわらかめのクッション性。
着座時、お尻の位置をシートの一番奥にして座るようにして、ランバーサポートを腰に当てると腰椎をしっかりささえてくれます。
腰椎のS字カーブをサポートして、疲れにくい姿勢をつくるのに役立ちますね。
高さ調整&ロッキング機能

高さ調整&ロッキング機能の調整については座面右下の調整レバーを使用します。
耐久性の高いシリンダーにより自分の身長にあった高さ調整ができます。
ロッキング機能については座面と背もたれを固定したまま、最大12°に傾けられます。
ヘッドレスト

ヘッドレストもランバーサポート同様にッション性をもたせてあり、首にやわらかくフィット。
好印象なのが首に触れたときの触感。
PUレザーにありがちな少し硬さのある表皮とは違って、スッと肌に馴染む触れ心地が気に入っています。
4Dアジャスタブルアームレスト

AKRacing Pro-X V2の特徴なのが4Dアジャスタブルアームレスト。
高さ・前後・左右を回転による調整が可能になっていて、好みのポジションにアームレストを配置できます。
ノッチ数も適度にあり、より細かな調整が可能。
高さ調整

高さの調整幅は17cm。ノッチ数は5。
前後調整

前後の調整幅は7cm。ノッチ数は6。
左右調整
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外向き | センター | 内向き |
調整幅は外向き・センター・内向きの3ノッチ。
背もたれ

背もたれも座面同様、ウレタンと高耐久PUレザーの組み合わせにより、適度なやわらかさとしっかりとしたホールド感が印象的。

背もたれ上部にはAKRacingロゴ刺繍。

ステッチのクオリティーも高い。
普段、目につきにくい箇所ですが、しっかり作りこんでありますね。
後ろから見てみる

AKRacing Pro-X V2の背もたれ背面はいたってシンプルなデザインになっており、ゲーミングデスクにもワークデスクにも似合います。

背もたれ背面にはシートカラーにと同色のパイピング縫製処理。
ワンポイントあるのでシンプルながらもしっかりと高級感が出せていますね。
脚部

脚部は金属製でシートカラーと同色に塗装されており、見た目の質感と剛性が両立しています。
座っている時は見えない部分ですが、部屋全体を見た時には目につきやすい部分ですからね。
PU製キャスター

キャスターはポリウレタン製。
ナイロン製のキャスターと比較すると若干やわらかいです。
ワンポイント キャスターの種類
- ナイロンキャスターとは
硬く頑丈で安価なのが特徴。硬いがゆえにタイル・コンクリートなどの硬い床面で転がすとキャスターが割れてしまう可能性あり。
- ポリウレタンキャスターとは
ナイロンキャスターに比べたら柔らかいのが特徴。タイル・コンクリートでも使用可能。
やわらかいといってもナイロンに比べたらわずかに程度なので、フローリングなどの柔かい床でチェアに乗ってゴリゴリ滑るとキズ入りやすいです。
床のキズを気にされる方はチェアマットで床の保護をして使用されるのをオススメします。
座り心地

AKRacing Pro-X V2は座面の幅・奥行きにゆとりがあり、ラクにゆったり座れるという特徴があります。
前述した通り、後傾姿勢で体重もお尻だけでなく太ももと脚で体重分散させるので、ピンポイントにお尻が痛くなるといったことは皆無でした。

座面の厚さは13cm。
他のAKRacingゲーミングチェアシリーズはすべて10cmとなっているので、AKRacing Pro-X V2は座り心地の良さに特化してあるモデルといえますね。
足つき性

足つき性について注意する部分があります。
- 13cm仕様クッションの厚み
- 後傾姿勢のため、シート座面形状がシート先端に向かって高くなっている
- 奥行きのある座面
上記は着座時の快適性を向上させるもの。
僕の身長は164cmと比較的小柄です。
シートの厚みもあり座面の先端がやや高いため、太ももが若干持ち上がった感じになります。

足先が床にしっかりついていないと体重をお尻と足だけで支えることになり、疲労や腰痛の原因に。

私はフットレスト置くことで快適に使用しています。
AKRacing Pro-X V2問わず、ゲーミングチェア購入前は各モデルに実際に座って着座感、足つき性の確認を強くオススメします。
寝心地

リクライニング角度は180°を実現。
なにが言いたいかっていうと、普通に寝れるゲーミングチェアなんです。←ここが大事
リクライニング機能がついているゲーミングチェアはたくさんありますが、180°倒せてしっかり寝れるゲーミングチェアはあまりないんですよ。
ゲームや作業中に疲れを感じたら、リクライニングしてゆっくり休みましょう。
耐久性
Pro-X V2 QUALITY/AKRacing
耐久性については正式な試験機関でのテストで折り紙付き。
- 張地にしようしているPUレザーは、高温多湿環境下での耐久性試験で5年相当の使用でも表皮に劣化の発生なし
- 座面・背もたれ耐久性試験 50,000回
- クッション部繰り返し衝撃試験 8,000回
- クッション性のへたり試験 4,000回
毎日しっかり意識して壊すように使ったとしても壊れ無さそう。。
購入してから2年ほど経ちました。
座面の表皮にシワがあるものの、PUレザーの剥がれだったり破れは今のところありません。
なにより、クッションが購入当時と同じようにしっかり反発してくれるのが嬉しいです。
耐久性については、これからも長期レビューしていきます。
正直、安い買い物じゃないので、少しでも長く使えるのはありがたいです。
まとめ
AKRacing Pro-X V2をしっかり使ってレビューしました。
僕は長い間、自宅でのワークやゲーム中に腰の痛みや頭痛、足のしびれなど腰痛もち特有の症状に悩まされてきました。
AKRacing Pro-X V2を使用し始めてからは着座時の疲れが少し改善しています。
AKRacing Pro-X V2のメリット
- ふかふかで座り心地のよい座面
- 大き目のランバーサポート
- 細かい調整が可能な4Dアジャスタブルアームレスト
- あぐらも余裕な座面の広さ
とても気に入っている点が、座面が広いのであぐらをかいたりしてゆったり過ごせる点。
作業やゲームの間に少しリクライニングしてチェアの上でリラックスした姿勢が取りやすいです。
足つき性は低身長に私にとっては意外でした。
これは私がきちんと店舗などで実物に座って確認していなかったのが原因です。
とはいえ、足つき性に関してはデスクの高さ調整やフットレストを使えばカバー可能なので、いろいろ座ってみて自分に合うゲーミングチェアを探すのも楽しみのひとつ。
座っている時間について、日本人の平均は1日5時間とも言われます。
時間の質を高めるためにもAKRacing Pro-X V2はおススメできるゲーミングチェアです。
座り心地とデザインが気に入ったのか、最近は息子とネコに使われてしまっています。。



