こんにちは!
りくぴいです。
先日、GTRACING GT002のレビューをしました。
GTRACING GT002は良コスパ、基本設計の良さのバランスが良く、初めてのゲーミングチェアにもおススメの1台。
いろいろ調べてみたところ、GTRACINGはさまざまなゲーミングチェアのラインナップを誇っています。
その中でも気になった1台があります。
値段はかなり安いので造りこみの部分でややチープな部分もありますが、基本的なチェアの機能は十分にあります。
GTPLAYER PL800の特徴はゲームやデスクワークに集中するといった作業特化型のチェアというよりは、ゲームやデスクワークに疲れたらチェアに身体を預けてしっかり休めるといったマルチな使い方ができる点。




オットマンってこんなに心地よいのかよ
価格が安いので浮いたお金を他のデバイスに回せるのもいいですよね。
今回は気になった点も含めてしっかりレビューしていきますので、よかったら参考にしてもらえると幸いです。
よかった点 | 気になった点 |
---|---|
オットマンでしっかりくつろげる 座面が広くゆったり着座できる 連動型アームレストで腕の負担低減 アームレストのPUレザー仕上げ リーズナブルな価格 | 小柄な人は足つき性が不安 アームレスト単体の調整は不可 背面部のボルトが目立つのでチープに見える |



自動車メーカーエンジニア(20年の経験)
保有資格
- 日商簿記検定2級
- ファイナンシャルプランナー(FP)2級
- 2級ガソリン自動車整備士
- 2級ボイラー技士
- 危険物取扱者乙種4類
- ゲーミングチェアマニア(6脚所有)
育児休業1年取得の経験あり
*この記事はジーティーレーシング株式会社様より製品をご提供いただき、作成しています。
GTPLAYER PL800 特徴
- デザインは蝶をイメージしており流麗かつシンプル
- PUレザーの座面表皮はパンチングレザー仕上げで上質
- 収納式オットマンで休憩時の快適さも◎
- リクライニング時にアームレストの角度が可変する連動型アームレスト
GTPLAYER PL800 快適性の良さ






特徴としてはGT002でも十分に低価格で満足できる1台なのに、GTPLAYER PL800はさらに機能を詰めてきて低価格。
かなり攻めたモデルになっていますね。
ゲーミングチェアでのんびりくつろぎたいあなたにぜひ使ってほしい1台となっております。
今回の記事ではGTPLAYER PL800の気に入った点、気になる点も含めてしっかりお伝えします。
どのような人に向いているか
- チェアにゆったりと座りたい人
- ゲームだけでなくワーキングチェアとしても使用したい人
- コスパを重視したい人
- オットマン機能を兼ねたチェアが欲しい人
GTPLAYERゲーミングチェア バリエーション
PL800 | JP-UMI-F39 | |
張地素材 | PUレザー | PUレザー |
アームレスト | 連動型アームレスト | 連動型アームレスト |
カラー | 8色 | 3色 |
スペック
モデル | PL800 |
色 | 8色 |
幅 | 70cm |
奥行 | 50cm |
高さ | 130cm~140cm |
耐荷重 | 136kg |
PL800 前から見てみる



価格は17,800円。
価格バグってません?
お値段それなりのクオリティーかなと正直思っていた部分もあったけど、いい意味で裏切られました。
オットマン付き座面の豪華さであったり、金属製の脚部・PUレザー仕上げのアームレストがもたらしてくれる高級感。
肌に触れたり、目に見える部分に関しては価格以上の質感というのが素直な印象。
GTPLAYER PL800のカラーラインナップは8色。(各色在庫の確認が必要です)
豊富なカラーバリエーションから自分の好みや、部屋に合わせてから選べるのは嬉しい。
私はWHITEをチョイスしました。
素材



座面・背もたれの素材は合成皮革のPUレザー。
座面の表皮にはパンチングレザー仕上げとなっていて、座面にこもった熱を逃がすメリットがあります。
感想としては、長時間の着座でもお尻や太ももが触れる接触面の熱感がマイルドだったのは事実。
パンチングレザー加工によるサラサラの肌触りも質感高いです。
座面



座面の厚さは10cm。
座面はお尻から太ももに向かって高さが上がっている後傾タイプのシート。
後傾タイプシートのメリット
お尻、足裏に加えて太ももで体重をささえるので疲労軽減につながる
PC作業やリラックス時にはゆったり座れるので適しているといえますね。
デメリットとしては太ももが少し持ち上げられますので、足つき性に不安がある人は取り扱い店舗などで実際に座ってみたほうが安心です。
ランバーサポート



ランバーサポートは標準装備。姿勢維持に欠かせないアイテム。



GT002付属のランバーサポートよりクッション性が高く、着座時にしっとりとしたあたりが特徴のGTPLAYER PL800のランバーサポート。
そのためランバーサポートを当てたときに腰にあたるクッション感が自然で腰痛持ちの僕でもかなり快適です。
ヘッドレスト



ヘッドレストは標準的な大きさ。
若干固めのクッションで硬い枕が好きな人にはいいと思います。
アームレスト



GTPLAYER PL800で特徴的なのが連動型アームレスト。
アームレスト自体には単体での高さ・前後・左右調整は一切ついていない仕様。
アームレスト単体での調整の代わりに、シートバックを倒すと、シートバックの角度に合わせてアームレストが連動して低くなってくれます。



休憩時、シートバックを倒したら、自然な高さにアームレストが下がってくれるので、腕を前に投げるようにアームレストに預けると本当に気持ちいい。
リラックスに特化しているモデルといえますね。
背もたれ



背もたれはバケットシート形状でホールド性もほどよい。
見た目ほど窮屈ではないのでゆったり座れる部分が気に入っています。
気になった部分としてはシートバックも表皮もパンチングレザー仕上げだったら、座面との統一感も高かったかなと思います。
座ってたら見えませんし、ランバーサポートとヘッドレストが腰と首を支えてくれますから、シートバックに密着することないから問題はないんですけどね。
ほんと好みと見た目の問題で。。。



背もたれ前面・後面にはロゴ刺繍なしでシンプルそのもの。
シートカラーと同色のパイピング加工でクオリティーも高いです。



ステッチのクオリティーも価格帯からすると上々。
PL800 後ろから見てみる



GTPLAYER PL800のバックスタイルはシートバックに刺繍がないタイプなのでスッキリとした印象。
どんな部屋の雰囲気にもマッチします。



背もたれ下部にはシリンダー固定台を接続するための、背部金属接続部品やボルトがきちんとカバーで隠されていて見た目の配慮が嬉しい。



シリンダー固定台の方はボルトがむき出しになっていますね。
目につきやすい場所なので、プラスチック製のカバーで目隠しをするか、背部金属接続部品と同色の黒色ボルトにすると目立ちにくくなっていいかも。
強度自体はしっかりしているので、価格を考えると妥当だと思います。
脚部



レッグフレームは金属にメッキ加工。
極めて質感も高いです。



レッグフレーム先端のR部。
加工精度も高くい高級感を高めるのに一役買ってくれています。
キャスター



キャスターはナイロン製。
キャスター色は白色で黒の樹脂カバーの組み合わせは、GTPLAYER PL800すべてのカラーバリエーションでも共通です。
キャスターむき出しタイプではなく、きちんとカバーがついているあたり質感にも配慮してあると感じる部分。
座り心地



座面の高さは10cm。
先述のとおり、座面は後傾タイプ。
お尻に加えて太ももで体重を支えてくれるので体重が程よく分散されて、フラットな座り心地です。
使用感として2,3時間連続でデスクワークすることが多い僕でも、お尻が痛いというのは皆無でした。



チェアに座っている時でもあぐらかきたくなることありませんか?
座面の奥行きや幅もゆったりと設定されているため、しっかりあぐらをかいてリフレッシュする事ができますよ。
足つき性



私の身長は164cmで高さ70cmのデスクを使用しています。
写真は座面を一番低い高さに設定。
すこしかかとが浮いてしまっています。
後傾タイプのシートで太ももが少し持ち上げられているため、比較的小柄な人の場合、椅子の高さによっては足が床に届かない場合がありますね。



足がしっかり床に着いていないと、お尻と太ももだけで体重を支えることなり疲労の原因に。
足置きを使用すると快適にチェアを使用できます。
足つき性に関しては同様の後傾シートを採用する【AKRacing Pro-X V2】と同等と感じましたので、GTPLAYER PL800特有のものではないと思います。



寝心地



リクライニング角度は140°
数字だけでは少し物足りない角度と感じましたが、リクライニングさせて休んでみると角度以上に気持ちよさを感じれます。



アームレストの形状が前下がりになっているので、リクライニングして腕を預けると自然に脱力した状態になれる。



- 後傾タイプの座面
- 連動型アームレスト
- 140°のリクライニング角度
3点の完全バランスにより、ゲームやデスクワークで疲れた身体を極楽にいざなってくれます。



背もたれのリクライニングは座面左のレバーで行います。
レバーを上げてリクライニングロックを解除したあと、任意の角度でレバーを下げてロックすれば完了。
レバーに操作図がプリントしてあるのでわかりやすいのもgood。
オットマン



私がGTPLAYER PL800で一番気に入っている部分がオットマン。
スライド式収納タイプなのでリクライニング時、必要な時だけオットマンを引き出すといった使い方ができます。
着座姿勢が続くと腰から足まわりの血流が滞って、下半身がむくみやすくなりがち。
オットマンがあると足をしっかり伸ばしてくつろぐことが可能ですので、存分にリラックスすることが可能。
デスクワーク・ゲームだけではなくテレビや読書など、より多彩に使えるのがポイント。



収納式オットマンをセットするときに、クッションとフレームの間に指を挟むと結構痛いので気を付けたいところ。



足をのばせるっていいですねー。
品質
GTRACINGのサブブランドと考えれば、品質・耐久性ともにGTRACINGと同等と考えておけば大丈夫でしょう。
不明点・不具合等があった場合、カスタマーサービスを通じて適切な対応をしてもらえますから、気軽に相談するのがおススメ。
まとめ
今回、PL800を実際にデスクワーク・ゲームで使ってみた感想です。
価格はGT002とほぼ同等にも関わらず、座面表皮のパンチングレザー加工であったり、連動型アームレストや収納式オットマンを備えるなど、快適性も充実しているモデル。
- 前傾姿勢で作業集中したいなのであればGT002
- 長時間のデスクワークでもゆったりと快適に過ごしたいならPL800
車で例えるなら、運転を楽しむスポーツカーと長距離を快適に走るGTカーくらいの違いはあります。
僕はGTRACING GT002とGTPLAYER PL800を自宅で長期間使用しています。
それぞれにモデルに応じた思想・コンセプトが明確に出ており、同じ価格帯だから同じようなモノという僕の考え方はいい意味で裏切られましたね。。
少し気になる点もありましたが、コストを下げて幅広い消費者が納得できるいい製品を提供しようという、企業姿勢があるからこそだと思っています。
人によってチェアに求める価値観はさまざまです。
ゲームやデスクワーク・休憩などを1台で手に入れたいという人には、PL800はリーズナブルにかなえてくれる間違いない1台となってくれると感じました。





