今回はSecretlab TITAN Evo 2022の組み立て記事です。
ゲーミングチェアの組み立ては重くて大変なイメージがありませんか?
でも大丈夫!
Secretlabのゲーミングチェアは、コツを知れば非常にカンタンに組み立てられます。
Secretlab TITAN Evo 2022の組み立てやすさポイント
- 精度のよい工具が同梱
- 背もたれが固定しやすい
- ヘッドレストの取り付けが簡単
ゲーミングチェアの組み立てで最も大変な作業は、座面と背もたれをボルトで接続するところ。
背もたれにボルト固定するさいに、穴が合いづらく、けっきょく力技になってしまうんですよね。
Secretlab TITAN Evo 2022は、背もたれの左右片側ずつ固定する分割締めつけが可能で、1人での組み立て作業が容易になっているのがポイントです。
注意点としては、33.5kgの製品重量。
箱を持ち上げる際は腰に負担がかかってしまいがちです。
1人で組み立て作業する際は、箱を開封して一つずつパーツごと移動する。
そして、設置する部屋で組み立てれば、安全に作業を進められます。
組み立て自体は簡単で30分ほどでした。
では、さっそく組み立てて行きましょう。
組み立てやすさのポイント
Secretlabのユーザー本位な思考はチェアが配達された瞬間から実感できます。
今までに8台のゲーミングチェアを組み立てた私でも、驚きました。
- 組み立てやすい工夫
- 梱包の丁寧さ
下記で詳しく説明します。
組み立てやすい工夫

開封してビックリしたのが、組立説明書の大きさです。
ただ、大きいだけじゃないですよ。
文字もしっかり大きく読みやすいものになっているので、作業中に手順の確認がしやすくなっています。
丁寧な梱包
アームレスト | キャスター |
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梱包についても、安いゲーミングチェアとは比較にならないほど丁寧。
Secretlabのチェアは「包装材落下試験」を行っています。
配送中の衝撃からチェアを守るために、高所から何度も落とす試験で配送中の破損を未然に防いでいるというわけです。



付属の工具は、「付属品レベル」を超える、クオリティーと精度をもった工具が付属。
ドライバーハンドル・ビット | 六角レンチ |
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六角レンチは、先端が丸く加工された「ボールポイント六角レンチ」と呼ばれるもの。
六角レンチの先端が丸い玉になっているため、ボルトに対して六角レンチを斜めに差し込むことができるんです(レンチの中でも高価)。
実際に使ってみると、ハンドルの形状であったり、レンチの長さであったり、非常に使いやすい。
Secretlabは工具一つひとつに関しても、徹底的にユーザーファーストを徹底していると強く感じる部分でした。




組み立てが終わっても工具は使えるよ
必要なもの



必要な工具はすべて付属していますので、準備するものはありません。
金属部分を触るので、切創防止に軍手などがあれば安心です。
ゲーミングチェアの組み立てポイント
作業に特別なコツはありませんが、守るべきポイントは以下3点。
作業ごとにすべてのボルトを手で仮締め後、レンチで本締めを行う
ボルト1本ごとに本締めをするとパーツが歪んでしまい、ほかのボルト穴が合わなくなるため。
ボルトは対角で締め付けする
対角で締め付けすることによりボルトの締め付けが均一になり、ボルトが緩むのを防止するため。
リクライニングレバーは組立完了するまで操作しない
座面右側のリクライニングレバーをチェア組立前に操作すると、勢いよく背もたれを接続金具が倒れてくるためケガにつながる恐れがあります(レバーロックがついてるので外さないでください)。
背もたれ接続金具が倒れた状態では背もたれの取付けができないため、背もたれ接続金具を起こす必要があるのです。
配達時の荷姿



梱包サイズは、83.5cm (長さ) x 71cm (幅) x 38cm (高さ)。
Secretlab TITAN Evo 2022に限ったことではないものの、ゲーミングチェア配達時の荷姿はけっこう大きいです。
スムーズな配達のためにも、配達スペースを確保しておきましょう。
部品の確認



まず開封したら、すべての部品を箱から取り出します。
欠品がないか確認しましょう。



背もたれの梱包には取っ手がついており、矢印の方向に取り出すことで、安全かつ簡単に取り出すことが可能です。
Secretlab TITAN Evo 2022の組み立てかた
Secretlab TITAN Evo 2022は細かいパーツが工場で取り付け済みのため、ユーザーの組み立て工程の少なさがポイントです。
ランバーサポートは背もたれ内蔵かつ、ヘッドレストもマグネット固定です。
ストラップの取り回しが不要な点も組み立ての簡素化につながっているといえます。
1. レッグフレームにキャスターの取り付け



チェアと床に傷がつくのを防ぐため、梱包内にあるフォームシートを床に敷いて作業を行います。
レッグフレームに5つのキャスターを挿入します。



すべてのキャスターを取り付け、ひっくり返せばOKです。
油圧シリンダーの取り付け



レッグフレームに油圧シリンダーを差し込みます。
直径の太い部分が下です。



油圧スリーブを写真のように差し込みます。



油圧スリーブがきちんと収まれば完了。
2. 座面と背もたれを固定



背もたれに取り付けられている、4本のM8ネジを外します。



Secretlab TITAN Evo 2022の特長として、背もたれ右側に背もたれのブラケットをはめ込むためのレールが設けられている点。
背もたれを座面に固定するさいに位置が合わせやすく、背もたれを固定する役割もあるため、背もたれの取り付けが非常に簡単なんです。



右側のバックレストブラケットを停止するまで右側のリクライニングブラケットにスライドさせます。
背もたれ自体の重量はあるものの、レールにはめ込んでしまえば背もたれを支える必要がない点は非常にラク。



このようにボルトを締める前の段階でも安定しているので、落ち着いて安全に作業できるといえます。



さきほど外したM8ネジを手で仮締めします。
最初から工具で締めるとネジ穴を破損してしまう恐れがあるので必ず手で仮締めしてください。



ドライバーハンドルでネジを半分だけ締め込みます。
完全に締めこむと反対側のブラケットの穴が合わなくなるので注意。



では、反対側のブラケットも取り付けましょう。
座面左側はスライド式のブラケットになっています。
ブラケットを起こして背もたれのネジ穴に合わせればOKです。




すごく簡単!



手でネジの仮締めが終わったら、六角レンチを使って本締めを行います。
座面右側のネジも忘れずに本締めをしてくださいね。



磁気サイドカバーをバックレストブラケットの上に置いて取り付けます。磁石により、所定位置にはめ込まれます。



リクライニングストラップを取り外します。



プラスドライバーを使って、右側のリクライニングカバーの穴の内側にある赤いネジを外します。



赤いリクライニングロックを取り外すことにより、リクライニングが使用できるようになります。
リクライニングロック・赤いネジは、破損などの保証を受ける際の再梱包時に必要です。
無くさないように保管してください。
3. マルチチルト機構を座面に固定



ここまでくると完成は近いです。
4本のM8ネジを使用して、マルチチルト機構を座面の下部に取り付けます。



向きは座面裏に貼ってあるステッカーで確認できるので、迷うことはありません。



マルチチルト機構の取り付けには、M8ネジを使用。
レンチとともに同梱されています。



手で仮締めしたあと、レンチで本締めをします。
写真のような番号順で、対角で締付を行ってください(締め始めはどこからでもOK)。
均等に締め付けすることで、ボルトの緩みによるガタツキを防止できます。



レバーハンドル内の溝をノッチに合わせ、カチッと音がして所定位置に収まるまで挿入。



レバーハンドルは形状が同じなものの、リクライニングレバー・チルトレバーそれぞれに識別のカラーリングがついているので、直感で取り付け可能です。



Secretlab TITAN Evo 2022のアームレストは座面下のボルトで2.8cmほどの調整が可能となっています。
自分の好みに応じて調整してください。



組み立てたレッグアームを持ち上げ、チルト機構のソケットに油圧シリンダーを差し込みます。



油圧シリンダーが抜けないようにレッグアームを支えながら起こしましょう。
起こす際は、チェアを完全に持ち上げると腰に負担がかかります。
ポイントとしては、アームレストと座面を支点にして起こすと無理なくカンタンに起こせますよ。
4. アームレストカバー・ヘッドレストの取り付け



アームレストカバーはマグネット内蔵です。



アームレストを装着します。



ヘッドレストもマグネット固定なので、ストラップの取り回しは不要です。
好みの場所にピタッとくっつけましょう。




1秒で取り付けできるぜ



最後に背もたれのノブカバーとラベルを取り外せば終わりです。



完成しました。
映えますね~(自己満足)。
まとめ
Secretlab TITAN Evoを組み立てていいなと感じた点は、段ボール梱包時の時点でほぼ組み立ててあること。
ユーザー自身が説明書と格闘しながら、時間をかけてくみ上げるものとは無縁で、非常に簡単に組み立てられました。




説明書自体が大きくて見やすい
製品全体では31.5kgと重量はあるものの、玄関からパーツごとで運び組み立てると、1人でも余裕で組み立てられますよ。
梱包の丁寧さ・工具一つひとつまで「イイモノ」。
価格は74,500円と高いものの、徹底したクオリティー・工具一つひとつまで「イイモノ」を感じさせてくれますよ!
値段のことを通り越して、「サイコ~!」と、組み立てているときから高い満悦感を味わえるのは間違いないといえます。
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